diary

かきたいことを、かきたいときだけ、かきたいように

フリーダムライダース

 

 

 

 

カメごときって言われると思うし

思われると思う。

 

 

辛すぎて色んな人に話してしまった。

笑う人もいた。

素っ気なくする人もいた。

言って欲しくないことを何度も繰り返し言ってくる人もいた。

やたらとポジティブにしてくる人もいた。

みんながみんな、私の思った通りの反応をしてくれなんて思ってないけど、やっぱり今はそんな反応全て辛かった。

みんな私にとって大切な人たちだ。

だから悪気なくやってることはわかってる。

でも私にとっては、その人たちと同じぐらい大事な家族を亡くしたのだ。

自分のせいで。

私にとっては十分家族だったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リクガメは頭が良くて、かわいい。

私と良く遊んだ。

ゲージを開ければ寄ってきた。

私が落ち込んでたら手にのってくる。

旦那の手じゃのらないのに、私の手にはのってくる。

私が部屋に放てば、私のことを無視してよく歩いた。

と思ったら、近くにきたりした。

私の周りをぐるっと回ったりして、おいでと手を出すとまた無視した。

目を離すと全然訳わからないところにハマってたりした。

目をつぶったまま歩くから、壁にぶつかって怖がったりしてた。

掃除機をかけると怖いようで、普段寝てるくせに起きて殻に閉じこもったり、ゲージの中を走ったり暴れていた。

人の声にも匂いにも敏感なようだった。

色の識別ができるのか、色のついてるタオルやぬいぐるみはかじった。

餌は基本手からしか食べなかった。

嫌いなものが多くて、顔を背けたりした。

匂いが分かるのか、ネイルをした手だとご飯を嫌がった。

好きなものだとたくさん食べた。

でも次の日には飽きて、食べなくなった。

カメの好きな雑草を取りにほぼ毎日公園に通った。

部屋に出してから💩するから、踏ん張ってるのを横で見守った。

お風呂はあんまり好きじゃなさそうだった。

よく寝てた。

きてからずっと具合が悪かったから、看病してたつもりだった。

体重も増えたから嬉しかった。

何回も病院に行って、病院来すぎ、心配しすぎと先生にすごく怒られた。

1時間以上かかる餌やりだったけど、文句言ったりしてたけど、本当は全然苦じゃなかった。

 

 

 

2ヶ月だけなのに沢山思い出ができた。

 

ありがとうってまだ言えない。

最初から、もしかしたらこの子はそんなに長生きできないのではないかと思ってしまっていた。

昨日それを旦那に伝えたら、旦那もそんな気がしてたと言っていた。

だから最初から調子を崩したことをそこまで驚かなかった。

それ以上にこの子を少しでも一緒にいられるように、もしかしたらすごく長生きしてくれるかもしれないから、がんばってお世話をしたつもりだった。

まだ前を向けない。

帰ってきて欲しい。

ごめんね、私なんかが飼い主でごめんね。

私の不注意がこんな事態を招いた。

外に出さなければ、まだ生きられたかもしれないのに。

前のカメだって、私が飼い主じゃなければ長く生きたかもしれない。

私が悪かった。ごめんね。

なんであんなことしちゃったんだろう。

ごめんねごめんね。

だいすきだったのに。

何よりも優先すべきだった、大事にするべきだった。

命を粗末にしてるみたい。

帰ってきて欲しい。

あの子たちじゃないとダメなのに。

 

 

 

 

 

気持ちのやり場がなくて、こういうこと書いちゃダメなんだろうなと思う。

でも忘れないように。

これからどんな風に生きていくにしても、今のこの気持ちは絶対に忘れないようにしよう。

本当に大事だった。