diary

かきたいことを、かきたいときだけ、かきたいように

だっさい歌詞が心に刺さって

 

 

嫌な事があると現実逃避してしまう。

心療内科に行った時、趣味を聞かれて答えたのに、それは全部ひとりで家でやる事だね、現実逃避だからなるべく外に出て人と話してねと言われた事がある。全くその通りだと思ったけど、大好きな漫画やドラマはやめられないし、やめる必要もない。

今日もファブルを読んで、映画まで見てしまった。漫画とは全然違うけど、映画館で見たら迫力があってそれはそれで楽しめるんだろう。すぐ影響されるタイプだから、もうすぐ上映終了予定のファブル2を劇場に見に行きたいと、上映会場を片っ端から調べた。

 

最近現実逃避に使う漫画は大体少年漫画か青年漫画で、大体みんな人を殺したりしながら信念を持って戦う内容が多い。強くなりたい願望は強まるばかりだ。強い女になりたくて海外ドラマにハマり、恋愛物でダメな男をカッコよく捨てることに憧れた。恋愛で悩まなくなった今、誰かを守れる身体的、精神的強さに魅力を感じるようになった。エレンのように才能もなければ、佐藤のように強くもない。誰かの記憶に残れる人間ってどんな人なんだろう。

 

眠れないから文字に起こした。頭の中をただぐるぐるとまわっている言葉を打ってるだけだけど、私の妄想力と現実逃避力って少し人より優れてるって思う時もある。物語を作ることや誰かを励ます事を仕事にできたら良かったのに。そしたら私も何かしらの強い人間になれたかもしれない。もし誰か私を覚えていてくれるなら、それは私の何が1番記憶に残るのだろう。笑顔とか幸せとかそういう平凡な毎日ではなく、波の荒い刺激のある生活が私には向いている。そうでなくては、この短気で気性の荒い性格も役に立たないどころか邪魔になる。仕事も恋愛も生活も波瀾万丈でいつも疲れてるぐらいの時が、1番いいものを生む気がするから。まあ生むも何も無いんだけど。漫画で夢見て、音楽に浸り、映画で涙するぐらいが本当は幸せだって気づいたのはもう6年も前。あの時諦めた夢はずっと思い出にできていない。