diary

かきたいことを、かきたいときだけ、かきたいように

ハクナマタタ

 

 

少しだけ、前に進んだような気がした。

まだ決まったわけじゃない仕事を眺めながら、自己陶酔してしまう自分の事はそこまで嫌いではない。始めるまでが億劫な私が何日間もかけて登録したプロフィールには、なんの価値もない歴史が並んでいる。

 

 

夢のセブンティーンからもう10年が経つ。

キラキラした世界とは真反対だが、安心安全保障付きのまったりした生活に嫌気がさしたわけではない。ただ自分の無力さに最近特に落ち込んでいた。年齢という壁は女の方が少しだけ高い気がする。

そんなにほしくもない子供も、周りの結婚妊娠報告に焦ってしまう。仕事もろくにしたことない私には、後は子供。という考えだけでは産みたくない。

やりたい事は沢山ある。でも時間もお金も余裕もない。いや、言い訳でしょ?じゃあやらなきゃいいじゃん。なんて言葉もよく聞くけど、人間そんな簡単な生き物ではないでしょ?この考えに分かるよと言う旦那は、本当に優しい人だ。優しい人だからやってもいいよと何度も言ってくれたけど、私はそんなに器用じゃない。優しいあなたがいない未来をとる事はできない。つまらない人間かもしれないけど、散々迷った末に出した答えだ。

 

それでも何かしらしなくてはいけないという衝動に駆られ、色々なことを試したり調べたりした。どれも現実味がなかったり、学歴が足りなかったり、そんなに好きじゃなかったり。怖くて踏み出せなかったが、今日少しだけ、踏み出す事ができた。

たった数百円の方の仕事が嬉しい。まだ本採用ではないが、もし落ちたとしてもまた一からやり直せる気力ぐらいは出た。飽きてもいいやという気持ちだから、気も楽だしそこまで辛くない。楽しみながらできたらいい。

今の本職は何のやりがいもない仕事だけど、かなり役立った。少しは社会に出れたかも?そんな気がした。

 

世界は広い方がいいが、私のペースで、好きなところまで広げればいい。大事なものを守っていく上で、私の人生を無駄にしない方法。今回失敗しても、また何か探せる。まだ遅くない。子供も仕事も、勿論結婚生活も。

占いで出た30歳から何か始めるよ、貴方は人と仕事する事に向いてない。という台詞が私の中にずっと残っている。本当でも嘘でもいい。私が決める事だから。

 

 

 

左利きのエレン読んだからじゃないよ。きっかけ!だから!ね!影響される事って悪い事じゃないでしょ!

タラレバのパラレルワールドで諦めきれない。やってから諦めたい。

初めての仕事が漫画で良かった。