diary

かきたいことを、かきたいときだけ、かきたいように

終わりは始まりを

 

人生の中で指折りの出来事に、私の感情はついていかない。何度も繰り返される同じ話にうんざりする暇も与えられないまま、私の頭はフル回転して次に何をすべきかを考えている。心配されたくて大袈裟に振る舞っているのか、こんな時まで自分の事しか考えていないなんて、この親にしてこの子ありだな。言わなくていい事が口から出てくる割に、感情は出てこない。素直な気持ちを言ってしまえば全て終わってしまうし、私は壊れてしまうだろう。壊れながら考える、この地獄はいつまで続くのかと思う事が1番辛いから、絶対口には出してはいけない。犬達のお世話で手一杯で、仕事なんかろくにできたもんじゃない。お客さんや上司の言う事が、どんなに一生懸命聞いても理解ができない。いつから泣けなくなったんだろう。

 

何に期待をしたらいいのか分からなくなった。悩みなんかくだらねえと言われればそれまでだし、実際悩むことなんてないだろう。私にできる事なんて何一つない。自分の未来を重ねながら、半分自暴自棄になる。世の中要らないものが多すぎる。一人で生きれれば楽なのに、人間は独りでは生きていけないらしい。誰か私を支えて助けてくれるなんて思わない方が身のためだ。他人なんか所詮他人な訳で。みんなが寝静まった家の中、起こさないようにしてるのに犬が吠えるから悲しくなる。こんな必死になる必要ない。必要ないからもう考えるな。思考を止めろ。人生全てが物語だと思えばいい。物語は終わるのだから。